地域で学ぼうSDGs ③
地域の歴史文化・祭礼から学ぶSDGs (1/3)
第1章 「動植咸栄」
岡本彰夫 氏:奈良県立大学客員教授/元春日大社権宮司
上司永照 氏:東大寺教学執事
三代澤康司 氏:フリーアナウンサー
ここが、見どころ!
奈良では千年以上かけてできあがった神仏と自然と人間、動物の調和がある。なぜ奈良では祭礼が途切れずに続いてきたのか。
それは「動植咸栄(どうしょくことごとくさかえん)」という言葉に代表される、度を越さず皆で分け合い、人々や生きとし生けるものの幸せのために祈る、という思いと本物を遺し続けるという誇りがあったからである。
地域の歴史文化・祭礼から学ぶSDGs(2/3)
第2章 「地域を守る」
岡本彰夫 氏:奈良県立大学客員教授/元春日大社権宮司
上司永照 氏:東大寺教学執事
三代澤康司 氏:フリーアナウンサー
ここが、見どころ!
祭礼や行事には、聖なるものと俗なるものの区別をつけることを学び、腹八分目にして、人に回すことができるというメッセージが込められていることを読み解くことができる。
日本には奈良時代からすでに、未来のみを重視するのではなく、過去があって中に今があって、そして未来があるという考え方がある。
地域の歴史文化・祭礼から学ぶSDGs(3/3)
第3章 「未来に伝える」
岡本彰夫 氏:奈良県立大学客員教授/元春日大社権宮司
上司永照 氏:東大寺教学執事
三代澤康司 氏:フリーアナウンサー
ここが、見どころ!
奈良には生きた人の間でしか伝えられない法会、祭礼、技術、伝承が残る。
儀式は言葉で伝えられない大切なことを形に託し、未来に伝える確実な方法である。
型の中にはいかに無心になって神や仏に真心を伝えるかの演出が込められている。