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講座紹介
039:事業推進の根幹となる数値管理【管理会計入門】
地方創生の主体となる企業やNPO法人には、有効なマネジメントとガバナンスが必要です。企業等のマネジメント(経営管理)を有効に行うために用いられる会計手法の一つに管理会計があります。管理会計の学習は工業簿記や原価計算とも密接な関係を有しています。制度や法律の要請で作成する財務諸表ではなく、企業の経営管理(具体的には売り上げを伸ばしたり、原価を引き下げたり、収益率や利益を向上するといったこと)を目的として会計情報を利用する場合には、全部原価ではなく部分原価で原価を計算したり、将来の100円と現在の100円を比較するために金利を用いて現在割引価値を計算するなど、財務会計とはまったく異なった手法で会計計算が行われます。企業の事業推進の根幹となる数値管理を管理会計入門の視点で解説し、企業等のマネジメントに有用な数値管理の手法を身につけることを目標とします。対象者は企業等の関係者、および、企業等に対して各種の補助や支援を行う地方自治体等の職員や議員を想定しています。特に、自治体関係者にとって管理会計は日頃、ほとんど馴染みのない内容ですが、地方創生を官民連携で実現する上では、行政関係者が管理会計をマスターすることは、非常に重要です。講義の内容は入門レベルの工業簿記と原価計算と管理会計から構成されます。講義は6つのユニットで構成され、各ユニットは3つのサブユニットから構成されます。サブユニットは動画、解説文、確認テストから構成されます。ユニット毎に修了テストを受講し、その合格率が全体で60%を超えた場合には修了証が授与されます。
紹介動画
目次
第1週(ユニット1):経営管理と管理会計 (動画:3本、合計:27分)
第2週(ユニット2):管理会計と工業簿記 (動画:3本、合計:32分)
第3週(ユニット3):個別原価計算と総合原価計算 (動画:3本、合計:36分)
第4週(ユニット4):標準原価計算と原価管理 (動画:3本、合計:38分)
第5週(ユニット5):損益分岐点分析とCVP分析 (動画:3本、合計:30分)
第6週(ユニット6):事業部制に有用な管理会計の手法 (動画:3本、合計:38分)
講師
石原 俊彦(関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科(ビジネススクール)教授)
酒井 大策(常葉大学経営学部経営学科専任講師)
遠藤 尚秀(福知山公立大学 地域経営学部教授)
井上 直樹(福山大学経済学部税務会計学科専任講師)
丸山 恭司(愛知工業大学 経営学部准教授)
坂元 英毅(関西学院大学非常勤講師)
講座制作者
関西学院大学