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\静岡発/学生が主役の地方創生プロジェクト
(1)本プロジェクトについて
地方創生カレッジでは、地域の将来を担う学生の地方創生に対する意欲や関心、また地方創生の取り組みを実現するために必要な事業企画・ファシリテーション・巻き込み力といったスキルの向上を支援することを目的として、静岡県立大学経営情報学部国保研究室による「\静岡発/学生が主役の地方創生プロジェクト」の実施を支援しました。
「\静岡発/学生が主役の地方創生プロジェクト」では、「学生の・学生による・学生のための地方創生」をコンセプトに、大学生が地方創生カレッジで学んだ知識や事例をもとにして同世代の学生に対して地方創生への興味・関心を高めていく取り組み(ワークショップ等)を主体的に企画・実践することで、取り組みを企画する側と参加する側の両面から地方創生を担う人材を育成することを目指しました。
本プロジェクトでは、国保研究室の大学生が中心となり、約5か月間かけて「学生にとって魅力的なまちを考える」ワークショップ、「地方創生が身近なテーマだと感じてもらう」ための地域の高校生・大学生・社会人を対象にしたフォーラム(交流会)、またスピンオフとして地域で地方創生に取り組む企業への訪問会を実施しました。
本プロジェクトの取組をまとめた小冊子はこちらからご覧ください
【ワークショップ実施概要】
主催:公益財団法人日本生産性本部
企画:静岡県立大学経営情報学部国保研究室山本茉由
事務局・実施協力:一般社団法人草薙カルテッド
後援:静岡市・静岡銀行
[回・日時・会場]
(1)2022年12月11日(日)13時00分~15時00分
(2)2022年12月18日(日)13時00分~15時00分
(3)2023年1月15日(日)13時00分~15時00分
(4)2023年1月22日(日)13時00分~15時00分
各回、静岡市内のコミュニケーションスペースで実施
[テーマ]
自分たち学生が活躍できるまちの理想や、どのようにしたら理想を実現できるかについて対話を深めることで、地域の課題や地方創生への意欲を高める。
[実施内容]
・「学生にとって魅力的なまち」にむけた理想と現実のギャップの検討((1)・(3)回)
・「学生にとって魅力的なまち」にむけたアイデアとアクションの検討((2)・(4)回)
[参加者]
静岡県内を中心とする大学生各回約20名
[ワークショップの様子]
[ワークショップ参加者の声]
- 地方創生に関して今まで意識していなかったが、少し興味を持つことができるようになり、静岡県を支えていきたいと考えるようになった!さまざまな学生さんと交流することで、様々な視点や考えを知ることができて、自分の視野が広がりました!
- 地域の交流を増やすための取り組みについて、さまざまな意見を出すことができ、自分では思いつかないような新しい意見を知れた。
- 地方創生というと学生の立場で関われるものは少ないと思っていたが、自分たちでもできることがあるし、自分たちの目線で考えることこそが大切だということがわかった。
- 地方創生は、自分たちが主体にならなければいけないし、協力しなければいけないと分かった。
- 自分が住む街のことを考えることは、自分が将来何をしたいかを考えることや自分の悩みに繋がっているように感じました。
- 地方創生というワードに対するアンテナの高さが上がりました。
【フォーラム(交流会)実施概要】
主催:公益財団法人日本生産性本部
企画:静岡県立大学経営情報学部国保研究室山本茉由
事務局・実施協力:一般社団法人草薙カルテッド
後援:内閣府地方創生推進室・静岡市・静岡銀行
[日時・会場]
2023年2月19日(日)13時00分~15時00分
静岡県立大学草薙キャンパス学生ホール
[テーマ]
今まで気づかないうちに取り組んできた地方創生の活動を見つめなおすことで、地方創生は身近で誰でも取り組めることだというイメージに転換する。
すでに地方創生に取り組んでいる同世代の学生や社会人との交流を通じて、地方創生の活動に一歩踏み出すことを応援する。
[実施内容]
・ワークショップで検討した「学生にとって魅力的なまち」の発表
・静岡をフィールドに活躍する学生団体の活動紹介
・高校生、大学生、社会人がフラットに「身近な地方創生」を語り合う交流会
[参加者]
静岡県内を中心とする高校生・大学生・社会人計40名
※参加者の大半が学生
[フォーラム(交流会)の様子]
[フォーラム参加者の声]
- 率直にとても楽しかったです。年齢の違う人たちと集まって地方創生についてたくさん語れて新たな発見や意見があったので自分のためにもなったし地域のことについてもっと考えて見ようと改めて思えました。(高校生)
- 地方創生について様々な視点から考えることができて、とても興味深く、面白かった。そして自分ができることを考える良い場になった。(高校生)
- 私たち学生の力は地方創生に大きく関わってくるとわかった。(高校生)
- 参加前は地方創生というと行政や地方自治体が行うものだと思っていましたが、実際は空き缶拾いなど、すごく身近で誰でもできることがわかった。(大学生)
- 地方創生を大きなものだと感じていたが、きっと学生1人でもできる身近なものだと感じた。(大学生)
- 身近な地方創生を見つけられたことで今後の過ごし方の目線が変わった。(大学生)
- 様々な立場の地域の人が、フラットに話し合える場となり、非常に良かったと思います。同様のイベントを企業が主催しても、こうした雰囲気を作り上げることは難しいと感じますので、そうした点でも良かったと思います。(社会人)
- 高校生から大学生まで、幅広く意見や考えを共有できた。主体的・能動的に行動する仕掛けやきっかけの重要性を様々な世代と話し合うことができた。(社会人)
【企業訪問会実施概要】
[日時・訪問先]
2023年2月10日(金)10時00分~12時00分
静岡ガス株式会社
[テーマ]
地方創生に取り組む企業との交流から地方創生に関連する将来のキャリアや産学連携へのイメージを深める。
[実施内容]
・静岡ガス株式会社が取り組む地域連携、産学連携活動等の紹介
・企業と学生の対話交流
静岡ガス株式会社の協力のもと、同社より地方創生に関連する事業やCSR活動等に関する紹介と、企業担当者と学生の対話交流を実施しました。
学生からは企業が地方創生の活動に取り組む理由や背景、活動の展望等に関する質問が寄せられたほか、企業からも学生と企業がコラボレーションした地方創生の取り組みを実現していくためのアイデアを学生に募るなど、地方創生の今後にむけた闊達な意見交換が行われました。
参加した学生からは「企業で働きながら地方創生に貢献していけるイメージを持てた」「学生の視点が企業から求められていることを知れた。一緒に活動を進めていきたい」等の声が寄せられました。
[参加者]
静岡県内の大学生約10名
[企業訪問会の様子]
(2)本プロジェクトに取り組む大学生への密着動画
「\静岡発/学生が主役の地方創生プロジェクト」に携わった静岡県立大学国保研究室の学生をはじめとする大学生に密着し、活動の様子をドキュメンタリー映像にまとめました。
「より多くの学生が地方創生を身近に感じられるようにする」というミッションを掲げて企画や運営に奔走した学生の活躍と成長の様子や、ワークショップやフォーラムに参加したことで地方創生への興味が芽生えた学生達と一連の活動を教員の立場から支援した国保祥子先生のインタビュー等を収録しています。
ぜひご覧ください。
本動画は地方創生カレッジ「ビデオライブラリー」内に掲載しています。
詳しくはこちら
(3)本プロジェクトを通じて地方創生の学びを深めた大学生のインタビュー記事
「\静岡発/学生が主役の地方創生プロジェクト」のワークショップに参加したことで地方創生に関する将来の目標が具体的になったり、学びや視野が広がったりした大学生と、プロジェクトリーダーを務めた大学生のインタビュー記事を掲載しています。
プロジェクトリーダーを務めた山本さんの記事(第3話)では各種イベントを企画・実践する過程で生まれた課題を乗り越えていくなかで得られた気づきや成長を描いています。
今回インタビューした3名それぞれに地方創生への熱い想いを語ってくれています。
ぜひご一読ください。
第1話 故郷・静岡を「移住したくなるまちに」/ワークショップを通じて将来の目標が具体的に
静岡県立大学経営情報学部 戸塚愛琳さん
第2話 地方創生が「自分ごとの課題に」/ワークショップをきっかけに将来への視野を広げる
常葉大学造形学部 大浦美穂さん
第3話 学生に地方創生の大切さや魅力を発信/ワークショップやフォーラムの企画運営を通じて自身も成長
静岡県立大学経営情報学部 山本茉由さん
お問い合わせ先
このプロジェクトの詳細については、下記宛にお問い合わせください。
公益財団法人日本生産性本部 地方創生カレッジ事務局
E-mail:college@jpc-net.jp
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