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地方創生カレッジ「官民連携講座」in北九州 実践型ワークショップ

2017年8月29日から2018年2月2日にかけて、合計3回にわたり、福岡県北九州市で 地方創生カレッジ「官民連携講座」in北九州 が開催されました。


テーマ

官民連携により「働きがいNo1都市(地域)」を目指す

開催趣旨

地方における若年層の首都圏などへの流出は、魅力的な就職先や働き方がないと思われている点が大きいと考えられます。そのためにも、働き方の改革から働きがいの向上を図るなど、企業や職場の魅力度を高めることは急務です。
くわえて労働生産人口の減少による人手不足は、一層深刻化しています。地域の多様な人材を活かすためにも、女性活躍の促進や子供がいても働き続けられる環境の整備、ワークライフバランスの推進などは重要な取り組みです。また若年層をはじめとした労働に対する価値観の多様化により、テレワークや在宅勤務、副業など、多様な働き方の整備も求められています。
こうした取り組みは各論の課題解決を志向するだけではなく、官民が連携のもと地域を挙げて全体の仕掛けとして推進することができれば、定住人口や働き手の確保、さらには生産性の高い働き方の確立など、地方創生の前進に貢献できるものと思われます。


本講座では、労働生産人口減や若手の都会への流出に悩む地域において、働き方の改革を基調に、働き手の確保など地域の活性化にむけた具体策を参加者のディスカッションによって検討しました。
具体的には、少子化と働き方改革の流れ、若者の変わる意識とHRM施策、働く女性活躍推進や官民連携など働きたいまちづくりについて、地域をあげて取り組んでいるケース、特色のある企業のケース、副業、テレワーク、在宅勤務など働き方の魅力度を上げるHRM(ヒューマンリソースマネジメント)施策などについて学び、ワークショップを実施しました。また、従業員調査を実施し、具体的なHRM施策についても考えました。


本講座は「地方創生カレッジ事業」の一環として開催されたものです。

開催概要

■日時

第1回:2017年 8月29日(火)  14時30分 - 17時15分

第2回:2017年10月20日(金)  14時30分 - 17時15分

第3回:2018年 2月 2日(金)  14時30分 - 17時15分

■会場

北九州市・「cafe causa」

■対象

民間企業・事業所及び経済団体等の社員、職員
地方自治体及び自治体関係機関、大学等教育機関の職員等

■参加者

30名

■講師

玉村雅敏 氏  慶應義塾大学総合政策学部教授
横田浩一 氏  慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授


プログラム

第1回:2017年8月29日

■自己紹介・アイスブレイク

■テーマ:「少子化にと働き方改革について」

少子化による生産労働人口減の現状、残業抑制など働き方改革の流れ、女性・シニア・外国人活用の必要性、地域での取り組み事例紹介

働き方改革について⇒総労働時間減少への取り組み、多様な働き方の推進、働き方改革の潮流、少子化ストップのために

働き方改革と地方創生の関係について⇒都会で就職する若者不足する労働力女性、シニア、外国人の雇用

変わる企業⇒サイボウズの働き方改革に挑戦する事例、ウルトラワークの紹介、イクボス、育自分休暇など。

■ワークショップ

「これからの時代の働き方とは」

「モチベーションサーベイ(従業員満足度調査)の実施にむけて」

KPI策定に向けた具体的な議論


第2回:2017年10月20日

■テーマ

「少変わる若者の働く意識とHRM施策について」」

■ワークショップ

「これからの時代の働き方とは」

「モチベーションサーベイ(従業員満足度調査)の実施にむけて」


第3回:2018年2月2日

■前回の振り返り

■モチベーションサーベイの発表・説明

指標構築:北九州のためには

■ワークショップ

「〇〇スタイルの働き方改革」で「働きがいNo1都市」を目指す

協業型CSVとは、政策、施策、打ち手

■まとめ、提言


お問い合わせ先

このセミナーの詳細や資料については、地方創生カレッジ事務局にお問い合わせください。


地方創生カレッジ 事務局

公益財団法人日本生産性本部  地方創生・自治体経営支援センター内

E-mail:college@jpc-net.jp


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