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学生が主役の地方創生プロジェクト in 由利本荘

(1)本プロジェクトについて

本プロジェクトは秋田県立大学システム科学技術学部の嶋崎真仁教授が指導する「あきた地域学アドバンスト」の授業の一環として実施しました。
プロジェクトに参加した学生はeラーニング講座を事前に受講したうえで、地域の高校生や社会人を交えた「由利本荘市での暮らしを楽しくする方法を考える」ワークショップに参加しました。ワークショップで得られたアイデアや課題は一度大学に持ち帰り、約1ヶ月半の検討期間を経て、まとめられた最終アイデアを「地方創生アイデア発表会」において約1分間のプレゼンテーション形式で発表しました。発表会には秋田県立大学の学生のほか地域の高校生や社会人なども参加しました。
プレゼンテーション終了後は学生一人ひとりに向けて、参加者と秋田県で地方創生に取り組む社会人からアイデアを実現に移すための前向きなアドバイスが送られたほか、来賓として参加した由利本荘市長からも学生全体に向けた激励のコメントが寄せられるなど、学生がこれから地方創生の取組に一歩踏み出すことを後押しする場として発表会は幕を閉じました。
終了後に開かれた交流会では由利本荘市の未来や地方創生について世代を超えて語り合う場となりました。


【学生が事前に受講したeラーニング講座】

No.086 地域人口推計

No.188 地域課題解決のためのデータ利活用


【ワークショップ実施概要】

主催:公益財団法人日本生産性本部
事務局:株式会社なんで・なんで
協力:秋田県立大学、秋田県、由利本荘市


[日時・会場]
2023年12月11日(月)16時10分~17時40分
秋田県立大学本荘キャンパス内で実施


[テーマ]
「由利本荘市での暮らしを楽しくするには?」をテーマに設定し、ワークショップを通じて学生の立場からどのようなことができるかのアイデアや取組を検討する。


[実施内容]
・由利本荘市で暮らしていく中で感じている「ワクワク」と「モヤモヤ」の整理
・「モヤモヤ」を解決し、楽しく暮らしていくためのアイデアと一人ひとりが出来る行動の検討


[参加者]
秋田県立大学の学生 約15名
秋田県内の高校生・社会人 約35名
合計 約50名


[ワークショップの様子]
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[ワークショップ参加者の声] 

  • とても楽しかった。あまり話す機会のない人たちと交流出来てとても有意義な時間を過ごせた。(高校生)

  • 社会人や大学生の方達と話すことができて面白かった。今まではただ由利本荘市に住んでいるだけだったけどワークショップを通じて自分は何ができるかを考えることができた。(高校生)

  • とても楽しかったです。地域に関して考えることが増えて良かったです。(高校生)

  • 参加前はすごく緊張していたけれど、思っていたよりも話しやすい環境でほっとしました。これまで何度も地域の魅力や問題点について考える機会はあったけど、世代の違う方々と意見交流を出来たのは大きな経験になりました。学生ならではの意見も言うことが出来て参加して良かったと思います。(高校生)

  • 由利本荘市に引っ越してきたので、由利本荘市のいい部分や悪い部分をあまり出せなかったのですが、高校生と関わることで、たくさん知ることができた。また、ロードヒーティングという言葉を聞き、いい案だと思った。そういうことを知ることができたいい機会でした。(大学生)

  • 意外な意見が飛び出し、自分の知っていること以外での新たな知識を得られた。(大学生)

  • いろんな年齢や立場の人が由利本荘市に対する意見を持っていたが、大まかな課題は皆似たようなものだった。その中で一度東京に行った方などは少し違う視点をもったりしていて面白かった。(大学生)

  • 地方創生というテーマについて自分とは異なる世代の人たちと話し合うことができてよかった。(大学生)

  • 社会人の方が積極的に学生の素直な意見を聞いてくれて話しやすかった。(大学生)

  • 若い子達が自分から発言して、由利本荘市の良いとこ悪いところを見つけて、自分の意見として由利本荘市の発展に向けて考えることが出来ていることに感心した。そんな子たちに出会えてよかった。(社会人)

  • 学生たちのリアルな声を聞ける良い機会でした。(社会人)



【地方創生アイデア発表会・交流会実施概要】

主催:公益財団法人日本生産性本部
事務局:株式会社なんで・なんで
協力:秋田県立大学、秋田県、由利本荘市


[日時・会場]
2024年1月29日(月)16時10分~17時40分
※終了後、19時まで参加者同士の交流会を実施
秋田県立大学本荘キャンパス内で実施し、発表会はオンラインで同時配信を行った


[テーマ]
「由利本荘市での暮らしを楽しくするには?」をテーマに設定したワークショップで得られたアイデアを基に秋田県立大学の学生が検討した由利本荘市の活性化に向けたアイデアの発表を行う。


[実施内容]
・大学生による「地方創生アイデア」の1分間プレゼンテーションの実施
・参加者ならびに秋田で地方創生に取り組む社会人と由利本荘市長による学生への応援コメントの提供
・参加者間の対話交流(会場参加の希望者のみ)


[参加者]
秋田県立大学の学生 約15名(会場参加・発表者)
秋田県内の高校生・社会人 約30名(会場参加)
オンライン参加 約45名
合計 約90名


[地方創生アイデア発表会・交流会参加者の様子]
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[学生に送られた応援コメントの例]

  • 勉強スペースがないという問題は本当に困っていたので、大学のスペースを貸していただけるのはとてもありがたいし、憧れの大学の雰囲気を気軽に感じられるのは凄く嬉しいです。本当に実現することを願っています。

  • 多くの人に共通の課題を抽出しながらも、実現できそうな案に落とし込めているところがすごいと思いました。

  • 学生ならではのグッドアイデア。法改正も勉強してて素晴らしい!

  • 特に女子学生さんや、お子さんを持つ親御さんの共感、支援を得やすいアイデアだと思います!

  • 若い学生さんが地元で集える企画は街を活性化すると思います。頑張って!

  • 地域の課題抽出と目的や目指す姿がきちんと整理されておりとても良いプレゼンだと思いました。

  • ジオパークさんとコラボすると出来そうですね!学生のうちに出来るように頑張ってください!

[地方創生アイデア発表会・交流会参加者の声]

  • 学生ならではの地方創生は、身近な問題への着眼点や問題解決の発想力が素晴らしく、新しい刺激になった。アイデアを聞いているだけで楽しかったので、これから定期的に開催してもいいかもしれない。(高校生)

  • 自分でも考えなかったような素敵な案が沢山あって、今までは正直地元にあまり魅力を感じられなかった部分もあったけれど、今回の地方創生カレッジのプロジェクトに参加して考え方が大きく変わったし、まだまだ自分たちの手で魅力的な街にしていけるんだと希望がもてた。(高校生)

  • 大学生の目線からの発表だったので、高校生の自分にも納得出来る部分、共感できる部分が多く楽しかった。全てが印象に残っている。(高校生)

  • 普段交流することがないような地域の方々とも交流出来たのが新鮮でいい機会になりました。(高校生)

  • 若い人が地方創生を本気で考えていることが実感できた。(社会人)

  • 実際に由利本荘市に住まわれている学生の方々がどのようなことを感じながら生活しているのか?そこからどんな問題、課題を感じているかに非常に興味がありました。住まわれている方ならではの発表で非常にためになりました。(社会人)

  • 学生が地域活性化を自分事として考えていることが良かった。(社会人)

  • 調査や学習したことだけじゃなく、自分の経験や問題意識に根ざしたアイデアが印象に残っています。ジブンゴト意識があるとパワーがありますね!(社会人)

  • 地域の魅力を活かしたいという意見と、足りないと感じてるものなど学生らしいストレートな内容だった。地域の若者の意見を聞ける機会が中々ないので面白かった。(社会人)



(2)本プロジェクトを通じて地方創生の学びを深めた大学生のインタビュー記事

本プロジェクトに参加した大学生2名へのインタビュー記事を掲載しています。お二人それぞれから本プロジェクトで得られた学びや気づき、地方創生への想い、今後の目標などを語っていただきました。ぜひご一読ください。


プロジェクトを通じて伝える力の重要さを実感/私たちの世代に秋田の未来がかかっている!
秋田県立大学システム科学技術学部 疋田花梨さん

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ワークショップでの他世代との対話が刺激に/
夢物語でもいい。発表してみることが地方創生を自分事にしていく第一歩

秋田県立大学システム科学技術学部 三浦愛翔さん

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問い合わせ先

このプロジェクトの詳細については、下記宛にお問い合わせ下さい。


公益財団法人日本生産性本部 地方創生カレッジ事務局
E-mail:college@jpc-net.jp


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